炭酸泉の効果を週刊誌が紹介しています

炭酸泉は薬を使わずに体質改善や病気の治療に使えることから、薬大国の日本では特に近年は大々的に効果効能をメディアで紹介されることは少なくなった。久しぶりに掲載されたので文面をそのまま載せます。

ちなみに、弊社の相談を度々聞いて頂いている、通称炭酸博士の医学博士 前田眞治教授のコメントもたくさん載っています。

最強寒波が列島を襲い、インフルエンザが猛威を振るう。この冬、体調を崩している方も多いのではなかろうか。冷えは万病のもと。やはり身体を温めるのに最適なのは温泉、お風呂だ。中でもお勧めなのが炭酸泉。天然温泉からスーパー銭湯や美容業界に至るまで、注目を集めているのが「炭酸」の秘めたる健康効果である。

そもそも炭酸とは、炭酸ガス(二酸化炭素)が水に溶け込んだもの。弾ける泡の清涼感が特徴のサイダーやラムネ、シャンパンなどの炭酸飲料を口にしたことがある人は多くても、お風呂と聞けばどうだろう。

「昔からヨーロッパでは炭酸が医学的治療に用いられてきました。各地に天然の炭酸泉がたくさん湧き出ており、飲み水や入浴に利用したことで健康面の効果を知ることになったのです」と話すのは、炭酸研究の第一人者で『炭酸パワーで健康になる!』(洋泉社)の著書もある国際医療福祉大学大学院の前田眞治教授だ。

「皮膚を通じて筋肉や血管などに炭酸ガスが吸収されると、家庭の水道水のお風呂に浸かるよりも血流が活発になって血行が良くなります。血管が拡張することで冷え性にも有効で、血圧が下がって心臓への負担が軽くなる効果もありますから、ドイツでは炭酸泉は『心臓の湯』と呼ばれています」

血流が良くなるという意味では、運動後の疲労回復、三大疾病のひとつである心筋梗塞や糖尿病による血流不全を改善するなど、生活習慣病の予防も期待されるが、効能はそれだけではない。炭酸泉には免疫力を上げてくれる働きもあるというのだ。

がん細胞やウイルスなどの病原体を自ら見つけ、強い殺傷力で攻撃するナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化することが実証されたと、前田教授が続ける。「上の図表をご覧ください。まったくお湯に浸からなかったグループ、41℃の水道水のお風呂に15分浸かったグループ、同じ温度と時間で炭酸泉に入浴したグループ、それぞれの集団のNK細胞活性を比較した結果です。この実験で最も優位な結果が出たのは炭酸泉のグループで、実験前の値を1とすると、入浴した翌日には約2.2倍まで上昇、二日後も活性が持続することが分かりました。NK細胞の活性は、15歳から20歳を境に下降線をたどり60代でピークの半分になると言われています。なので最低でも1日おきに入浴すれば免疫力の増強、つまり病気を跳ね返す力を高めることができるのです」

加えて炭酸泉には熱ショックタンパク(ヒートショックプロテイン=HSP)の働きを高める効果もある。HSPとは体内のタンパク質が壊れるとすぐに修復してくれるもので、熱や放射線など外的ストレスが加わると活性化する特徴を持つ。「HSPを増やそうと無理にストレスを与えては本末転倒。そこで最も安全に効率よく熱刺激を与える方法が入浴なのです。NK細胞の活性を証明したのと同じ方法で実験を行ったところ、炭酸泉に入ったグループは1日後にHSPに1.62の上昇が認められました。ちなみに、水道水のお風呂では1.04ですから、ここでも炭酸泉の優位性が認められたことになります」(同)

体の中のみならず、炭酸は皮膚の洗浄効果に優れ、新陳代謝を促進するので美肌にも効果があるとされる。美容院などで「炭酸ヘッドスパ」などのメニューを目にした方もいるだろう。泡が湧き立つお湯に触れれば体の内も外もキレイになれるのだ。

週刊新潮 平成31年2月21日号P40~P41より

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